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根北線の歴史
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根北線は今から30年以上も昔(昭和45年)に廃止になった路線です。このページをご覧になっている方の中で、当時の根北線に乗車したことがある人は皆無だと思います。もちろん当ページ管理人も乗ったことはありません。
根北線は大正11年に斜里(現在:知床斜里)〜根室標津間が建設予定線となったが、戦争などの影響で昭和32年に越川までがようやく開通しました。
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昭和32年根北線開通記念一番列車(斜里駅にて) |
雑草が茂り、粗末なホームの下越川駅 |
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並行する国道の開通と沿線住民の流出などで乗客数は激減し、その存在意義は薄れ、昭和45年には全国で2番目の赤字路線となり(当時の日本一の赤字路線は丸森線)、北海道の路線の中で真っ先に廃止候補にあがった路線です。わずか十数年の短い営業期間でまさにまぼろしの路線と言えるでしょう。
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根北線廃止時に発行された記念乗車券
「さようなら根北線」 |
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根北線おわかれ列車(斜里駅にて) |
根北線おわかれ列車(斜里駅にて) |
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当時の根北線車内 |
十六号踏切 |
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越川駅写真集
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越川駅より越川橋梁方面を撮影 |
越川駅付近の官舎 |
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越川駅最終日の様子
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根北線廃線後の様子 |
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根北線廃止後の現在、過去の面影はほとんど無くなっているが、越川の先にある幾品川第一橋梁(通称越川橋梁)は貴重な過去の構造物として国の登録有形文化財に指定されていて、士幌線の橋梁と同様に、鉄筋を全く使用していないめずらしい構造となっている。 |
根北線廃止後の線路撤去作業 |
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幾品川第一橋梁(通称越川橋梁) |
幾品川第一橋梁(通称越川橋梁) |